【特撮】『仮面ライダービルド』ファイナルステージ&番組キャストトークショー 《スペシャルバージョン》

2018/10/14 中野サンプラザにて

 

 

※TTFC配信鑑賞なので画面外のところは拾えていません

 

 

 

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「おまえら最っっ高だ!!!」

 

 

 

◎出演
犬飼貴丈:桐生戦兎/仮面ライダービルド役
赤楚衛二:万丈龍我/仮面ライダークローズ役
高田夏帆:石動美空役
武田航平:猿渡一海/仮面ライダーグリス役
越智友己:内海成彰/仮面ライダーマッドローグ役
金尾哲夫:エボルト役(声)
木山廉彬:葛城巧役
栄信:赤羽/キャッスルハードスマッシュ役
芹澤興人:青羽/スタッグハードスマッシュ役
吉村卓也:黄羽/オウルハードスマッシュ役
滝裕可里:滝川紗羽役
水上剣星:氷室幻徳/仮面ライダーローグ役
前川泰之:石動惣一/仮面ライダーエボル役

 

 

スペシャルバージョン13人て多いな!!??と思ったけどあのステージにいる人全員自分の見せ場あるんだよな…

 

 

登場時
犬飼くん「さあ、最後の実験をはじめようか」
夏帆ちゃん「ビルドロスになれ~~~!!!」

 

 

○振り返り1-16話~


赤楚くん…1クール変身できなかったのでできて嬉しい
犬飼くん…戦兎に巧や太郎を入れて行く役作り、どれにも思い入れがある、桐生戦兎として一年生きられた
赤楚くん…万丈は最初は余裕がなかった、戦兎やカズミンや幻徳と出会って愛と平和を教えられてヒーローになっていく成長を演じながら見守ることができた→拍手、犬飼くん「いいこと言った!じゃなくてよくできましたの拍手だからな」
滝さん…最初は謎の記者ということで謎イメージで紫のネイルにしていた、ローグとマッドローグも紫なのもあって、繋がってる感じを出したくて最終回では最初と色を合わせた
水上さん…「俺は大森さんと武藤さんのオモチャだからさ」、髪形と衣装に助けられた
木山さん…一人撮影が多くて「誰もいねーなー」と思っていた、孤独が葛城巧のテーマなので演じられてよかった
夏帆ちゃん…みーたんはアイドルと聞いていたのでAKB系かと思ってたらロリコン系、初期は美空としては笑いすぎと言われて苦労した
前川さん…秘密を抱え込んで演じるのも僕のテーマ、スタークのことをみんなには「言うわけないじゃん」、実は金尾さんとは今日が初対面!アクターさんも合わせて三位一体でつくりあげた役、台本読んでると金尾さんの声で聞こえてくる
金尾さん…演じるのが8割悪役なのでそのうち死ぬかと思っていた、正体が前川さんと知ってテンションがピーク!!声に艶を出さなきゃと意識した、3人で演じることで役に厚みと深みが出た

 

 

○振り返り17-28話~


栄信さん…武田くんが三羽烏の衣装合わせをずっと見ていたのでいいひとだな~と思っていたら「どこまでダサくなるのか見てた」らしい、赤羽の髪形は地毛なのでセットに一時間強かかる、ロケバスで寝られないのがつらい、戦兎や美空との初共演は17話の丘の上のシーン、笑っちゃった
芹澤さん…青羽のイメージは最初次元大介と聞いていたが、衣装が決まった瞬間「強い悪役ではないな」と思った
吉村くん…黄羽も最初は笑顔に裏がある沖田総司のイメージと聞いていたが17話時点でそのキャラはいなくなった
栄信さん…「航平にカシラの要素がある」

武田くんたちが参加してきてどうなったか?
赤楚くん…去年の11月末頃、犬飼くんと赤楚くんずっと二人一緒の撮影なので話すことも無くなり、寒くなってきたのもあって氷河期のようになっていたが、そこに北都の暑い人たちがやってきて体感温度が5℃上がった
夏帆ちゃん…「アドリブ畑」
武田くん…「やめろ武藤さんいるんだよ!!!俺には行間から一海の叫びが聞こえるんだ」
金尾さん…アフレコは孤独
木山さん…一人の暗黒時代

滝さん…美空と紗羽のシーンにあたり、赤楚くんが夏帆ちゃんに音は出るけど痛くないビンタのやり方を教えていた、幻徳に土下座をさせたあたりから越智くんが元気になった
水上さん…最初はシャツが白だったのを紫に変えてもらった、後で聞いたけどこの時既に私服がダサいという設定があった

 

 

○振り返り29-49話~


前川さん…エボルトが人間の愛や友情を否定することでより人間が映えるということを意識した
金尾さん…余裕がある方が強く見える

前川さんに一年で頼もしくなったと言われ客席から拍手を受けながら、しれっとした顔のままペロッ舌を出す犬飼くんと、ニコッと笑った後(おそらく頼もしいイメージの)険しい顔をつくる赤楚くん、本人たちの性質がよく出ていて最っ高でした。

全部俺の思い通りになってるな!!感が楽しかったというWエボルト。
金尾さん…「エボルトロス
前川さん…視聴者からの反応が良くて軽いマスターから入っていってファンに育ててもらった
武田くん…ただ消滅するのではなく託す最期、私生活でも気持ちをつくっていってそれも含めてやりきった
夏帆ちゃん…(一海の最期について)「顔を見てくれない 見せたくないのかなって」
水上さん…幻徳が死ぬシーンは夏帆ちゃんが泣けなくて撮影に待ったがかかった、夏帆ちゃんいわく「カラッカラ」、待ってる間「幻徳じゃ泣けないか~」とアテレコして遊んでいた犬飼くんと赤楚くん
滝さん…逆に幻徳がいると泣いちゃう、看病するシーンがアダルティすぎて居ても立っても居られない!、ショーで久々に紗羽を演じたけど染みついてるのを感じた、一年とはそういう時間
越智くん…内海の最期は本来はローグだった、素面でやりたいねと話していたら監督が推し測ってくれたのか幻徳として撮ることになった
栄信さん・芹澤さん・吉村くん…三羽烏はクランクアップ詐欺、最後の擬態はそっくりさんと思わないとつらくて演じられなかった、気持ち的には戦兎と一海の背中を押すシーンでアップしてる
栄信さん…ローグ=幻徳かっこいい!と思ってたら変なTシャツ着だした、水上さん「(三羽烏に向かって)やっぱみんなダサいね!!!」
木山さん…終わった時は解放感があった
犬飼くん…戦兎と巧は最初は意見が合わなかったが互いに歩み寄っていった、最後意見が合っていくのが嬉しい
夏帆ちゃん…自分を女優にしてくれた作品、ただ「ヒロインとられたかなーって (赤楚くんを見て)あなたですよ!」→赤楚くん「(この話題がツボなのかニコニコしながら)一応男ですから」→犬飼くん「俺のために争わないで!!」

ヒロイン論争(笑うところ)には一切乗ってこなかったのに、最後に「俺のために争わないで」って言ってくるのは、言ってみたかったんだろうなって思いました。

犬飼くん…戦兎がやってきたことは一人の人間が背負うには重すぎること、最後は肩の荷が降りた
赤楚くん…犬飼くんに同じく、「こいつらなら楽しく暮らせそう」、ずっとつらかったけどやっと幸せが見えた

 

 

○自分の役へ一言!~


金尾さん…最後まで心変わりせず役に徹したな
前川さん…ここへきてみんなに謝りなさい
木山さん…楽しかったよ
越智くん…普通に生きれて良かった
水上さん…ダサいけどよく頑張った
芹澤さん…BEGINのボーカルみたい
栄信さん…髪はどうしてそうなったの?
吉村くん…かわいかったね
滝さん…大切な家族が出来て良かったね
武田くん…まだまだ絶対あきらめんなよ!
夏帆ちゃん…普通の女の子ライフは私がやるから安心してね
赤楚くん…男として色んなことを教えてもらいました、あと勉強してください
犬飼くん…こんなにお客さんが来てくれて配信もされてラブ&ピースが浸透して良かったね、あとパーマかけた?

 

 

○イチオシ名場面~


木山さん…万丈が鷲尾兄を抱きとめているシーン、現場で見られた、防護服を卒業して戦兎と同じコートを着ていたので付き人みたいだった
水上さん…43話のライダー4人カット、じゃんけんで負けたやつベルト変な持ち方しようぜ!!という話になり武田くんが負け、スクラッシュドライバーをチョコモナカジャンボのように横に持ったら「キバットバットの持ち方になった」、柴崎監督も気づいて笑ってそのままオンエアされた
芹澤さん…21話の戦兎のイメージ内、上堀内監督によると最大限の怒りを込めた「よう」にしたかったとのこと、なお再現しようとして逆光に終わる
吉村くん…17話、ここからスタッフさんから三バカと呼ばれるようになった
栄信さん…47話グリスブリザード、一連の映像を全部流した上で収録、上堀内監督「もう思い残したことないですか」武田くん「大丈夫です」
滝さん…美空と紗羽さんの二人ごはんシーン、武藤さんによると紗羽はもっと悪い女だったけどこのシーンを見てそうは出来ないとなったとのこと
越智くん…新世界の内海
金尾さん…OPナレに登場した22話、スタークから離れて自由にやったらOKになった
前川さん…最終回の殴り合う戦兎とマスター、二人で終わるのがしっくりくる、このシーンがクランクアップだった、エボルトはこの時初めて「人間に負けるかもしれない」と思ったのでは
夏帆ちゃん…最終回の「おまえは俺たちのヒーローだ 生きてくれ」の5人カット、ここがクランクアップで戦兎の背中を押すシーンで終われて良かった、花束贈呈のためにサプライズで前川さんが駆けつけてくれた、が、実はコンビニ帰りにばったり会ってしまってずっと黙っていた
赤楚くん…1話の戦兎と万丈の出会いのシーン、ビルドの始まり
犬飼くん…最終回のベンチのシーン、実は赤楚くんもここを選んでいたがかぶってしまったので出会いのシーンに変えたのこと(ここでどちらがラストシーンについて話すか決めるためにじゃんけんをする二人、勝ったのは赤楚くんだが結局犬飼くんが以下の話を始める)、この後アドリブで戦兎が万丈を(安全性を確認した上で)突き飛ばして丘を転がし、二人で追いかけっこして森に消えて行くところまで撮っていた、ここでテーレーレーレーでしょ!!と思っていたら実際の映像では地球になっていた、バッドエンドに見えるけど幸せも残っている

 

 

○生変身~
マスター「おまえが戦わなかったら誰が戦うと思う? 万丈だ」(ひょこっとカメラにINしてくる万丈)
エボルト「こっちの声の方が馴染みがあるか?」「おまえは俺が創った偽りのヒーローなんだよ!!」→前川さんと金尾さんガシッと握手
内海「ならば答えはひとつ!あなたに、忠誠を誓おう!」
幻徳(紗羽さんの肩を抱いてセンターまで出る)「隣のホテルで語り明かそうか」
一海「悪ぃな戦兎 約束破るわ…」『Are you ready ? 』「できてるよ」「これが最後の祭りだあああ!!!」→後ろからひしっと抱き着く美空
龍我「力が漲る、魂が燃える、俺のマグマが迸る!!もう誰にも止められねえ!!!」
戦兎「やっぱりサブキャラには荷が重かったみたいだな」「自意識過剰な正義のヒーローの復活だ!!」

 ライダー6人もいると変身ラッシュ豪勢だな!!! つまり鎧武やエグゼイドはもっと凄まじかったのか…
エボルの手を広げていく変身いいですよね…優雅…
マッドローグの変身てボトル入れるところからほとんど動かないのに「変身!!!!!!!」だけ吹っ切れるの楽しすぎでした。
ローグの変身はあまりポーズもとらないからエフェクトないとほぼ棒立ちなんだよね。なので踊る剣星さん。
赤楚くんの生変身は東京公演は一貫してクローズマグマで台詞も「もう誰にも~」がつくかどうかの差しかないんだけど、毎回入り込み方がいっそ異様じゃないかと思う… あの瞬間だけ空間が完全に万丈龍我が生きているビルドの世界になる。目線の先に我々お客さんではない何者かがいる…
トーク中は腕叩いて笑ってるのに、変身に入ると斜め立ちで肩にグンッと力が入って目がギラついて(顔を伏せ気味になるので前髪で左目が隠れて右目だけで見上げてくる)ヒリつくようなオーラを出して毎回喉が裂けそうな程叫んで、終わるとニコッって笑うの。ギャップとかそういう域の事象じゃない。
グリスブリザード変身は細かく表現すると「悪ぃな戦兎(場内ッッッと息を飲む気配) 約束破るわ…(声にならない悲鳴)」「できてるよ(一斉のうめき声)」という感じでした。多分会場で死人が出た。
エアでもジーニアスボトルをクルッと回すのわかるのいいよね…
公演ごとに台詞と雰囲気を変えて不意打ちで楽しませてくれる犬飼くんも、毎回そこまでやるのかっていう熱量をぶち上げてくる赤楚くんも、本当に出来る人たちだった… キャラ把握とサービス精神のバランスが対比込みで完璧…

 

 

○最後の一言~


武田くん「平成ライダー史上最もヤバい二人、犬飼貴丈と赤楚衛二をよろしくお願いします!!!」
夏帆ちゃん「私も美空が大好きなの」
赤楚くん「ビルドは魂の塊」
犬飼くん「(髪をかきむしりながら)おまえら最っ高だ!!!」

犬飼くん基本的にしれっとした顔で座ってるのに、最後の最後で髪をかきむしりながら「おまえら最っ高だ!!!」ってやるの、この時までずっと温存してたんだよなあと思うし恐ろしいし信用できる。

赤楚くん自分自身としての挨拶は最後まで落ち着いて話せてたので、翻ってステージの最後で涙ぐんでたのす、凄いな…? あれは万丈龍我の涙なんだ……

 

ビルドキャストは一定以上の演技経験積んでる人ばかりで、共演経験も既にあったりするので、全体的に落ち着いて遊んでるなあという印象でした。みんな役を理解して入りきって且つ流されないという、役者としての水準がとても高かった…

 

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配信も合わせて東京全6公演鑑賞しましたが、ステージもトークショーも密度が高くて本当に楽しかったです。涙でぐしゃぐしゃになるファイナルの話もよく聞くけど、ビルドは笑顔で爽やかに終わって、そこもとてもビルドらしいなあと思います。関わった全ての人々にありがとう!!!いつかまたお会いしましょう。